26 7月

人間〈愛〉の限界を超越した「在って在る」方の《アガペー》に属する《愛の衣》が精神界に生きる〈存在の鎧〉であることを忘れることなかれ!

人類が歩んできた歴史に、アガペーに属する《愛の衣》が、〈存在の鎧〉なり、人間〈愛〉を包む歴史であれば、人類から、戦争はなくなっていたと考える〈個〉である。ところが、愚かな人間存在は、一方通行的な〈愛〉を〈愛〉と勘違いして、自己愛と自国愛の心的・物的武器とすることで争いが続けられている。そのために、精神界で生きてきた存在が、いつの時代においても、戦争・偏見・差別等の犠牲者となって、生きづらい人生をおくっている。その時々の支配者が、戦争・差別・偏見等を知らず知らずのうちに巧みに正当化する教育をして、日々、我々の脳内メカニズムにインプットしてきた。故に、精神界に生きる我々が、それに、いち早く、気づき、支配も権力もない、《アガペー》に属する《愛の衣》を〈存在の鎧〉とすることを〈第一義的自己覚知〉とすることが重要だ。